こんにちは。
だんごむし(@dangomushi_spr)です。
このブログを見つけてくださりありがとうございます。
2018年、夏。
私は北海道の全179市町村制覇を目指して旅をすることにしました。
2018年7月16日、22ヶ所目に訪れた市町村は小樽(おたる)市です。
小樽(おたる)市
小樽(おたる)市は観光地としてかなり有名な場所ですよね。
観光パンフレットなどでは札幌市とセットで紹介されることが多いような気がします。
私は学生時代によくハゼ釣りをしに小樽へ行きました。
札幌市から車で40分ほどで行く事ができるので、頻繁に通ってました。
私の中では小樽=釣りをする場所になっています。
小樽市のカントリーサイン
交通量が多く、近づくことが困難だったため、デジカメの望遠モードで撮影しました。
カントリーサインに描かれているのは予想通り「小樽運河」でした。
背景の山は天狗山かな。
小樽市の道
今日は特に計画も立てず小樽駅で無料の観光パンフレットをいただいたので、それを参考に歩いてみることにしました。
小樽を歩いていて、発見したことがあります。
それは歩道にアスファルトではなく様々な石が使われていることです。
小樽は歴史ある街なので当時からずっと残っている道なのでしょうか。私は石の道好きです。

不規則に並んでいるように見えてけっこう規則的だったり、石のすり減り方を見て人がよく歩いていくポイントを想像してみたり。
小樽の硝子
※お店の方に許可をいただいて撮影しています。


小樽市には20ヵ所以上の硝子店があるそうです。小樽は硝子で有名ですよね。
硝子店に入った瞬間にクーラーの涼しさと硝子の輝きに癒されます。
グラスのような実用的な物から、とても小さな動物細工までたくさんの商品が並んでいます。
個人的にはカエルさんがお気に入りです。
硝子店には写真撮影禁止の所もありますので、ご留意ください。
当時のままの小樽運河
小樽といえば運河なので、行ってみました。
外国の観光客の方が本当にたくさんいました。日本に興味を持ってくれて、外国から来てくれるのは、日本人として嬉しいです。
運河の幅は40mあるそうです。
覗いてみましたが濁っていて底は見えませんでした。
大学生の頃に友達とここの港でハゼ釣りをしたことや、2年前の夏にここでポケモンGOでコイキングを乱獲したことを思い出しました。
運河の壁にはこう記されていました。
【小樽の産業は、ニシン漁から始まりました。
明治末期には最も漁獲があり、しだいに少なくなってしまいましたが、ニシン漁で経済力をつけていた小樽は、北海道開拓の玄関となったこともあって、海陸物産の集散地として栄えるようになりました。】
船への物資の積み込みの際に、この運河が活躍したらしいです。
中野植物園
小樽駅でいただいた無料パンフレットに小さく紹介されていた中野植物園という所が気になったので行ってみることにしました。
小樽駅から歩くと30分ぐらいかかるらしいのですが、頑張って歩いてみることにしました。
中野植物園に向かう途中、なんかいい感じの坂道を見つけました。
見晴らしが良く、他の道にはないオーラを醸し出していました。
自転車でブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり下ってみたいです。
※あとから調べたら、この坂道は薬師神社の坂といってテレビドラマや映画のロケ地になったことがあるそうです。
30分歩いてようやく中野植物園に着きました。基本的に上り坂だったので、疲れました。
入口に黒いワンちゃんがいました。
立ちふさがるように陣取っています。
黒いワンちゃんが出迎えてくれました。
あっ、ズボンに泥が・・・。
まあ、可愛いからよしとします。
入園料200円を払って、見学開始です。
いきなり雪印アイスクリームのベンチ。(左に黒いワンちゃんが見切れてます)


中野植物園の敷地面積は約15,000坪。広大な敷地の中に様々な植物とレトロな遊具が展示されています。
かなり高さのあるシーソーのようなものが。
やばい、めっちゃボロボロ。
かなり長さのある滑り台が。
近くで見るとサビサビです。滑ったらお尻キズだらけになりますね。
植物園ですが、植物よりもレトロなアイテムばかりに目がいきます。
私以外誰もいなかったので、違う世界に飛ばされたような感覚。
かなり楽しかったです。
黒いワンちゃん、ありがとう!!
【中野植物園 〒047-0045 北海道小樽市清水町26−30
入園料・大人200円、小人100円
開園期間/4月下旬〜11月3日 毎日9:00〜17:00 】
小樽市の夜景は優しかった。
この日の最後は夜景を見ることにしました。
小樽市の夜景は北海道三大夜景の一つみたいですね。(その他二つは札幌市と函館市)
小樽駅から歩いて40分。天狗山に着きました。
ここから夜景が見える山頂までロープウエイが出ています。
ロープウエイだ・・・。15分間隔ぐらいで運行しているそうです。
しかし、まだ日没までは時間があります。
山頂までロープウエイだと約4分。歩いて登ると約60分。
私は今日、すでに5時間以上歩いています。
脚はかなりしんどいですが。
悩むこと2分・・・。
天狗山を歩いて登ることにしました。
2つコースがあるみたいですが、もちろんロングラインコースで。
ここが登山口です。 よし、頑張ろう。
こんな感じの道をひたすら登ります。
ここは冬になるとスキー場になるらしいです。
後ろを振り返ると小樽の街が見えました。
夕方5時になり、だんだん風が冷たくなってきました。
北海道は日中と夜で寒暖差が激しいですね。
登り始めて50分。ロープウエイの山頂乗り場に着きました。
めっちゃキツかった。足がガクガクです。
ここが山頂展望台です。
私が思ってた80倍、人が少なかったです。
山頂展望台からの景色です。
小樽駅や運河が見えました。
海があって、街があって、山があって。
東海地方の自然の風景が何もない平地に住んでる私にとって、この景色は本当に心が洗われます。
空が暗くなる前に細かいところまで丁寧にしっかりと、この景色を目に焼きつけました。
ここの空気感とか今の感情とか、ずっと忘れずにいたいです。
そして、だんだん空が薄暗くなっていき・・・。
港の外灯がつき・・・。
学校のグランドの照明がつき・・・。
住宅の灯りがつき・・・。
ご覧ください、小樽の夜景です!!
うん、めっちゃ写真下手!!
本当は、実際の景色はこんなんじゃないんですよ。
めっちゃ綺麗なんです。
私の技術不足のせいで、写真でお伝えできないのが残念すぎます・・・。
この夜景を見ながら私は思いました。
小樽の夜景って優しい。と。
左右に山があり、奥には海があって、自然と人間の文明のバランスの良さが見ていて落ち着きます。
夜になり、山と海が真っ黒になって、街の明かりがついたことによって、バランスの良さをより感じるようになります。
小樽の夜景は人間の文明の主張が激しくなくて、私は好きです。
だから、小樽の夜景は優しいなって感じました。
あと、観光客が少なく感じました。
人混みの大渋滞を予想していましたが、お客さんが数えられるぐらいしかいませんでした。
私は数年前に北海道三大夜景の他の二つ(札幌、函館)に行ったのですが、夜景がすごかったのはもちろんですが、観光客の多さに圧倒された記憶があります。
どちらかというと夜景よりも人混み大渋滞の記憶が鮮明に残っていました。
それに比べ、今日の小樽の夜景は落ち着いて見ることができます。
周りに気を遣うことなく、自分の世界に入り、心から目の前の景色を見ることができました。
そうゆう意味でも小樽の夜景は優しかったです。
ここに来ることができてよかったです。
【小樽天狗山ロープウエイ
夏期運行期間:4月中旬〜11月初旬
往復:大人1200円、小人600円
片道:大人720円、小人360円
〒047-0023 北海道小樽市最上2丁目16-15
公式ホームページ→http://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/access/ 】
お読みくださりありがとうございました。
次は南幌町に行きます!!
次の記事はこちら
→【北海道・全市町村制覇の旅】午前6時の南幌町。
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